節分を基準に1年を春・夏・秋・冬の季節に分け、それぞれをさらに6分割(約15日ごと)した期間にそれぞれ名前をつけたものです。
二十四節気の名称は、中国で考えられた当時のものがほぼそのまま使われており、日本よりも寒冷で大陸的な気候を反映しているため、日本の気候とは多少ずれがあります。
二十四節気をさらに5日ごとに「初候」「次候」「末候」という3つの季節に分けて1年を72等分したもので、季節の自然現象をそのまま短い言葉であらわした名前がついています。
現代の暮らしではなかなか目にする機会のない事象もありますが、繊細な季節のうつりかわりを表現しています。
2016.06.02
毎年5月上旬になると富山の田舎ではご近所さんから筍を頂く機会に恵まれ、この時期の富山での食卓は筍づくしだったのを思い出します。
GWに帰省したときは丁度、頂き物の筍を母があく抜きしている最中でした。
母に、これ、どうするの?と聞くと、私のうずうずが伝わったのかふふっと笑って、お好きにどうぞと返事がかえってきたので待ってました!といわんばかりに筍の調理にとりかかりました。
中央の部分は若竹煮、てんぷら、筍ご飯、下の繊維の多くて硬い部分は炒め物にしようかなと色々考える中、上の柔らかい穂先の部分に真っ先に思い浮かんだのは筍の昆布締めでした。
冷凍して三ヶ月はもつので、好きなときにまたこの旬を味わえるのがうれしいところ。
新たな筍料理を探している方にもとてもおすすめな一品です。
〈材料〉
だし用の平たい昆布
あく抜きした筍(姫皮、穂先の部分)
〈つくり方〉
※冷凍する場合は、冷凍焼けを防ぐためにさらにアルミホイルで全体を包んでから冷凍庫に入れる。
東京に持って帰ってきたものを先日早速頂いたところ、よい具合に昆布の味が効いていて、お酒がすすむ一品だなと改めて感じました。
これは焼酎と合いますね、ぜひぜひお試しあれ♪