焼酎女子はきっと美や健康にも興味津々のはず!”二十四節気”を意識した旬の食材をしっかり使ったvege料理で焼酎を楽しみながらかわいくきれいになっちゃいましょう♪

二十四節気とは

節分を基準に1年を春・夏・秋・冬の季節に分け、それぞれをさらに6分割(約15日ごと)した期間にそれぞれ名前をつけたものです。
二十四節気の名称は、中国で考えられた当時のものがほぼそのまま使われており、日本よりも寒冷で大陸的な気候を反映しているため、日本の気候とは多少ずれがあります。

七十二候とは

二十四節気をさらに5日ごとに「初候」「次候」「末候」という3つの季節に分けて1年を72等分したもので、季節の自然現象をそのまま短い言葉であらわした名前がついています。
現代の暮らしではなかなか目にする機会のない事象もありますが、繊細な季節のうつりかわりを表現しています。

VOL.2 小暑 小暑 三十一候 温風至 おんぷういたる(7月7日〜11日)
暖かい風が吹いてくるころ…

2016.07.07

暦の上では梅雨が明け本格的に暑くなるころ、
夏限定の美味しい焼酎もたくさん見かけるようになりましたね。

まだまだ蒸し暑いこの時期、すっきりとした味わいの冷たい焼酎は飲みやすくて
ついついゴクゴク飲んでしまいます。

とはいうものの、陰陽五行の視点からみると夏は心臓が弱りやすい季節、
そして心臓は心(ココロ)と捉える面もあるようです。

心は精神が宿る大切なところであり、この季節に弱ってしまうと
生活に支障がでやすいとも言われています。

私も最近はなんだか思うように事が進まず、そしてこの暑さも重なってか
少々ネガティブになっていました。苦笑

うーん…こんな時は、どうしたらよいんだろう??と考えた結果、
わくわく身体を喜ばせてあげよう!!と、思いついたのがこちらのお料理。

夏野菜のグリル ~稗(ひえ)入り醤油麹ディップ添え~

〈材料〉

オクラ
かぼちゃ
ししとう
おくら
ズッキーニ
茄子
ピーマン

稗(ひえ) 35g
豆乳 3/4カップ
醤油麹 60g
胡椒 小さじ1/2

〈つくり方〉

  1. ~野菜をカットする。~
    ズッキーニと茄子は1cmの輪切りにする。
    かぼちゃは1cmのくし形切りにする
    オクラ、ししとうは固いところを除く。
    ピーマンは縦に太めに切る。
  2. 1を200℃に予熱したオーブンで20分焼く。
  3. 焼けた野菜をお皿に盛りつけして、上からオリーブオイルをかける。
  4. ~ディップをつくる~
    きれいに洗った稗(ひえ)と豆乳を小鍋に入れて強火にかける。
  5. 稗(ひえ)が柔らかくなるまでゴムベラでゆっくりかき混ぜる。
  6. 稗(ひえ)が柔らかくなってきたら、醤油麹と胡椒を加えてさらに混ぜる。
  7. 全体的になめらかになったら鍋を火からおろす。
  8. 4に7を添えてできあがり。

カラフルな夏野菜と、この時期のココロの回復に良いとされている
稗(ひえ)を使用したお料理です。

上からかけたオリーブオイルが思いのほかさっぱりしていて、
ディップとお野菜の相性も抜群によく、焼酎もすすみます。

大好きな焼酎のお共に夏のエネルギーをたっぷり含んだお野菜を頂く、
これが私の身体の喜ぶこと♪

すごく単純だけど元気になってきた今日この頃、皆さんも一緒にわくわく身体が喜ぶことをしませんか??

sakotasako
vege料理家。都内のヴィーガン飲食店での勤務経験やマクロビオティック料理学校「リマクッキングスクール」での学びを活かし心と身体、環境に良いごはんを紹介しています。身体が喜ぶエネルギーたっぷりの旬のものをつかって焼酎に合ったお料理を研究中。
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