Recommended Gourmet VOL.5宮崎焼酎に合わせた宮崎の
郷土料理で夏を乗切っちゃおう♡宮崎風土「あっぱれ食堂」

PROFILE

岩切あけみ MC・フードコーディネーター

岩切あけみ
MC・フードコーディネーター

宮崎県生まれ。フリーMC・日本スイーツ協会認定スイーツコンシェルジュ。
フードコーディネーター。
ブログ「岩切あけみのブログ」

宮崎県生まれ。
フリーMC・日本スイーツ協会認定
スイーツコンシェルジュ。フードコーディネーター。
ブログ「岩切あけみのブログ」

宮崎の夏の定番は
「冷や汁」だけじゃない!
こんなにある、郷土料理「ご飯編」

 いよいよ、宮崎らしい太陽が燦々と降り注ぐ夏の到来!さぁ〜、今年もこの季節がやってきました。しかし、宮崎らしいとはいえ、毎日の暑さに耐え切れない体は食欲不振に陥ったり、スタミナ不足になったり…。
 そこで、今回ご紹介するのは、夏の食欲を大いに盛り上げてくれる宮崎の郷土料理の数々。この季節ならではのもの、一年を通して楽しんでいただけるもの、ドーンと大集合させてみました。宮崎焼酎大好きの「焼酎ガール」に是非、全品制覇していただきたいお料理ばかりです。それでは、さっそくご紹介しちゃいましょ〜!

 まずは、こちらの「ごはん3兄弟」。宮崎の数ある郷土料理のなかから「ご飯もの」3品をオススメします。


【冷や汁】
 夏の宮崎グルメの代表格といえば、何と言っても外せないのが「冷や汁」。元々は、忙しい農家の食事として簡単に調理でき、早く食べられる目的で作られるようになったといわれているお料理ですが、食欲のなくなるこの季節に各家庭で工夫を凝らして手間ひま掛けて作られるようになった「冷や汁」。現在では、それぞれの家庭や店舗によって作り方もトッピング具材もオリジナリティ溢れる郷土料理となりました。こちら「あっぱれ食堂」では、豆腐・キュウリの他、門川産のシラスをお好みで楽しんでいただけるよう別添えにしてあります。お味噌にイリコ等をブレンドして作られた自家製味噌を火で焼いて作られる夏の一品。こだわりのお味噌の味を堪能できます。さっぱりとサラサラといただく「冷や汁」。最高です。

【肉巻きおにぎり】
 豚肉ロースを使ったスタミナ食としてもオススメなのが「肉巻きおにぎり」です。専用の「特製ダレ」を使って、先にご飯に混ぜ込み下味をつけておにぎりにしたものを豚肉で巻いて、その状態で更に特製ダレにつけ込んでいるという絶品の宮崎グルメ。甘めのタレがお肉に、ご飯にしみ込んで口のなかで豚肉の旨味と溶け合っていくような至福のひととき。焼酎片手に大きな口を空けて頬張るのもなかなかオツなものです。

【かつおめし】
 宮崎が誇る地元漁師発祥の「かつおめし」。地元漁師がカツオ船の中で獲れたてのカツオの刺身を食べた後に、残ったお刺身をご飯の中に入れ、熱いお茶を注いでかき込んだのが始まりといわれています。宮崎県の南部にある日南市の名物料理として知られている「かつおめし」が宮崎市内で食べられるのも「あっぱれ食堂」ならでは。カツオは枕崎産のものを使用しています。まずは、日南の甘めの醤油に味醂などで味付けしたタレにつけ込んだカツオの「漬け」として、そのままご飯と一緒に味わってみてください。透き通るような輝きの新鮮なカツオの美味しさが堪能できます。そして、「かつおめし」に添えられている出汁。カツオとアゴで出汁をとったというオリジナルの出汁をかけていただくと、また違った味わいや食感をお楽しみいただけます。2通りの食べ方をお好みで堪能できる一品です。

宮崎の「炭火焼」は、
みやざき地頭鶏だけじゃなかった!
鶏も豚も、「炭火焼編」

 宮崎で「炭火焼」といえば、誰もが「みやざき地頭鶏の炭火焼」とイメージすることでしょう。もちろん、この私でさえもそう思い込んでいました。このコーナーでは、宮崎焼酎にもめちゃくちゃ合う2品の「炭火焼」をご紹介しましょう。

【みやざき地頭鶏と県産野菜の炭火焼】(手前)
 宮崎県を中心に飼育されている鶏の品種である「みやざき地頭鶏」。その昔、美味しい地鶏を当時の地頭職に献上していたことが名前の由来とされているそうです。天然記念物「地頭鶏」を原種鶏として交雑種の開発に取り組み、平成16年に「みやざき地頭鶏」と名称が定められました。以来、宮崎県の鶏肉ブランドとして知られ人気を呼んでいます。「あっぱれ食堂」では、食欲増進と県産野菜の消費拡大のため西都市のカラーピーマンや日南市の契約農家から仕入れるオクラをみやざき地頭鶏とともに提供しています。夏の暑い時期だからこそ、ビタミン補給に彩りも鮮やかな宮崎産野菜を取り入れたいですね。歯ごたえがありながら柔らかくてジューシーなみやざき地頭鶏。炭火で香ばしく香り高く焼き上げられたお料理に焼酎が進まないはずもなく…。いや〜、さすが「みやざき地頭鶏」。

【ひむか完熟ポーク 豚バラ炭火焼】(奥)
 「みやざき地頭鶏」に勝るとも劣らない、もう一品の炭火焼は「ひむか完熟ポーク 豚バラ炭火焼」。霧島山系の大自然のなかで、トウモロコシと大豆粕を主原料に、良質きなこを配合した飼料で飼育された無菌豚。炭火焼にしても肉質は柔らか。一般の豚と比較して、体に優しい植物性脂肪酸のリノール酸を多く含み、甘みのある脂はさっぱりと食べられます。個人的に大ファンになってしまった一品。宮崎の豚肉は「炭火焼」にしてもバッチリです。この夏は是非、宮崎産の「炭火焼」2品を比較しながら味わってみてください。

何といっても、宮崎の
郷土料理の王様「チキン南蛮」

 そして、宮崎の郷土料理を語るときに欠かせないのが、今やその人気は全国区となった「チキン南蛮」
 この「チキン南蛮」も「冷や汁」同様、各家庭や店舗によって作り方やこだわりに違いがあり食べ比べる楽しみのあるお料理です。
 「あっぱれ食堂」では、ビタミンEが普通の卵の10倍という「きりしま山麓とれとれE卵」を使用。この卵を使って自家製のタルタルソースを仕込んでいます。南蛮酢にはオリジナルで作られた醤油に、お酢や砂糖・みりん・ネギや人参などの野菜で旨味を引き出したものが使われています。
 甘酸っぱい香りの南蛮酢に、たっぷりとオリジナルのタルタルソースをかけていただきます。鶏肉と南蛮酢・タルタルソースの三位一体の美味さは「チキン南蛮」ならでは。やっぱり自慢したくなる郷土料理ですね。ちょっと夏バテ気味かなぁ、なんて思っていても…、ご飯がススムこと間違いなし、です。県外からのお客様のおもてなしにも、是非オススメしたい宮崎の郷土料理の王様です。

土用の丑の日に
「南九州産うなぎ」のランチで
パワーアップ

 夏のスタミナ食として最後にご紹介するのはこちら。「南九州産うなぎ」。通常は、グループ店舗の「ここちや」にて1匹まるごと2,268円で食べることが出来ます。
 そして、来る7月30日(土)の「土用の丑の日」には、「あっぱれ食堂」のランチタイムにもお得な「うな重」が登場。
 グループ店舗の発祥の店となる日南市の「まんりょう」で40年以上注ぎ足して作られてきたという秘伝のタレを使用。普段「あっぱれ食堂」ではご提供していない南九州産うなぎの「うな重」とお味噌汁をセットにしたランチが一日限定で味わえます。
 南九州産うなぎを1匹使ったレギュラーは2,160円(税込)、ハーフは1,620円(税込)。 うなぎ独特のドロ臭さを感じることのない「うなぎ」。秘伝のタレはクセになりそうな味わい。
 この機会に是非、「あっぱれ食堂」で土用丑の日(7月30日の一日限定)のランチを味わってみてくださいね。

お料理に合わせた焼酎はこちら
雲海酒造株式会社 「日向木挽BLUE」

 今回の宮崎郷土料理に合わせた焼酎は、雲海酒造株式会社「日向木挽BLUE」
 販売当初から大人気の宮崎焼酎です。「あっぱれ食堂」の馬込一則料理長も「お料理に合わせ易く、お料理の素材の味を邪魔しない焼酎」「すっきりとして夏向きの宮崎焼酎」と大絶賛。男性だけでなく、女性や「これまで焼酎は苦手だった」という方にも好評だとか。
 南九州産の芋(黄金千貫)を原料に、宮崎・綾の本格焼酎藏で熟練の蔵人たちが丹精込めて造り上げた焼酎です。
 爽やかなBLUEのラベルも今や定番となりました。この夏の晩酌シーンにも登場回数は「うなぎのぼり」確実ですね。キンキンに冷やしたロックや水割り・ソーダ割など、お好みの飲み方で宮崎の夏を乗切ってくださいね。

今回ご協力いただいたお店はこちら

宮崎風土 「あっぱれ食堂」

宮崎風土 「あっぱれ食堂」
料理長

馬込一則さん

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