Recommended Gourmet VOL.6宮崎出身の
和食アイアンシェフ・黒木純さん監修の新店
「実家 くろぎ」で焼酎女子を楽しむ!シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート「実家 くろぎ」

PROFILE

岩切あけみ MC・フードコーディネーター

岩切あけみ
MC・フードコーディネーター

宮崎県生まれ。フリーMC・日本スイーツ協会認定スイーツコンシェルジュ。
フードコーディネーター。
ブログ「岩切あけみのブログ」

宮崎県生まれ。
フリーMC・日本スイーツ協会認定
スイーツコンシェルジュ。フードコーディネーター。
ブログ「岩切あけみのブログ」

和食のアイアンシェフが
地元宮崎に出店!
黒木純氏の世界観を味わう

 テレビ番組「アイアンシェフ」では、その腕一本で一世を風靡。どんな食材がテーマであろうと、臨機応変に、柔軟に、時には斬新に素材に向き合い、「日本料理」の新しい世界観を見せつけてくれた宮崎が誇る料理人。どんな時も冷静沈着。その姿に、別名「日本料理界の牛若丸」と異名を取る黒木純氏。
 その黒木純氏が、出身地である宮崎で監修を務める新店「実家 くろぎ」がシェラトン・グランデ・オーシャンリゾート内に7月27日にオープン。
 目の前で仕上げられるお料理をライブで楽しむことの出来る「カウンター割烹」スタイル。店名の「実家」の由来通り、黒木純氏の実父である黒木浩さんによるお料理とおもてなしを楽しむことができます。お父様の名刺の肩書きは「親父」とシャレも効いてます。夜は、「季節の懐石コース」のみ。
 オープン以来、各マスメディアからの取材に追われるという「実家 くろぎ」を「SHOW!Chu♡Girls(焼酎女子)」でも追いかけてみることに!
 東京の人気和食店「湯島 くろぎ」店主・黒木純氏の世界観を宮崎で堪能してきました。

【焼きゴマ豆腐】
 ゴマを煎って練り上げ、炭火で焼いて仕上げられる「湯島 くろぎ」の定番料理。手製の焼きゴマ豆腐から立ち上る醤油の香ばしい香り。
 添えられた山葵とともにいただきます。箸をいれた時の弾力のあるモチモチ感が指先にまで伝わり、高揚感も満たされる瞬間を味わうことが出来ます。ゴマの風味、醤油の奥深さ、山葵のアクセント、シンプルながら丁寧な一品です。

【お造り】
 旬のもの、地のものにこだわって一皿に表現されるお造り。季節やその日の仕入れ状況によって提供される「季節の懐石コース」の中にあって、旬の近海の美味いお魚を目と舌で味わうことの出来る一皿。
 この日は、シマアジ・メイチダイ・シビ・ヤリイカの4種盛り。旬で脂ののったお魚や、宮崎県の門川や青島など地のものや近海ものをいただきました。シビは「漬け」で。それぞれの食材の命をいただいている実感のあるお造り。
 写真上部の「黄色いツマ」に目が釘付け。これは一体何かと聞いてみると「そうめんかぼちゃ」(錦糸瓜、とも言うそうです)だとか。私の顔よりも当然大きいと思える黄色の縦長のかぼちゃを見せていただきました。繊維を壊さないように皮のまま茹でて、果実の部分をほぐすとソーメンのようになりツマになるとか。
 いただいてみて驚きました。大根よりも繊細なシャキシャキ感。美しい黄金とも言える色あい。今が旬の食材の一つです。

【宮崎牛ステーキ】
 宮崎牛コロッケで宮崎牛のスネ肉を味わったところで畳み掛けるように登場した「宮崎牛ステーキ」。
 炭火で丁寧に焼き上げられ、日本一の称号を持つ牛の旨味をギュッと閉じ込めたステーキ。使われるのはモモやヒレの部位。ステーキに適した部位を厳選したお肉に、自家製のゆず味噌や、ニンニクをアレンジして臭みをなくした付け合わせと一緒にいただきます。
 ニンニクを添えていただいてみました。口の中でもニンニク特有の臭みを感じることなく、シャキシャキとした爽やかで新鮮な歯ごたえが印象的。宮崎牛のコクのある舌触りのいいお肉にも合います。

【鯛茶漬け お味噌汁・お漬物付き】
 お肉料理2品をいただいた後に出てきた「鯛茶漬け」。ぼってりとした重厚感のある土鍋で炊き上げられたお米はツヤツヤ・ピカピカ。
 胡麻を煎ってつぶした胡麻ダレを、鯛に和えて山葵を添えてあります。濃い味付けにしてあるのは、そのままでお酒の「あて」にもなるように。ご飯を目の前に、またまたお酒が進んでしまいそう。いつでもご飯に行ける状況で「もう一杯」と思える演出こそが最高のおもてなし。焼酎女子にもたまらない至福のひとときになること間違いなしです。
 鯛の胡麻ダレ和えをご飯に乗せて、山葵を添えたら、濃いめに入れた緑茶をお茶碗に注ぎます。鯛の身の色が変わりゆく様を眺めながら、自分流のタイミングでサラサラといただきます。お米の粒感、注いだ緑茶に溶けていく鯛に絡んだ胡麻ダレ。「湯島 くろぎ」の実力を見せつけられた感のする〆の絶品です。

 今回は、夜の「季節の懐石コース」の一部をご紹介しました。季節の移ろいと共に変わるお料理の数々を、実際に店舗へ足を運んでご堪能ください。
「季節の懐石コース」は14,500円(サービス料・税込)。
 宮崎にあってこそ、東京「湯島 くろぎ」の料理スタイルを貫く、宮崎に媚びず宮崎を生かす「実家 くろぎ」のお料理を是非ご賞味ください。

絶品「鯛茶漬け」をランチでお得に!
ここだけでしか食べられない逸品に。

 今回ご紹介した「季節の懐石コース」にも登場した黒木純氏の東京の店舗「湯島 くろぎ」で人気の「鯛茶漬け」。
 9月からランチタイムに「くろぎのお茶漬け」としてお得なお値段で登場!
 このお茶漬けは、今後、宮崎オリジナル料理となる目玉の逸品。近く東京店の移転に伴い、「ここだけでしか味わうことの出来ない料理」になるそうです。
 ランチの「くろぎのお茶漬け」は1,188円(サービス料・税込)、一日限定20食(要予約)。
 是非、この機会にランチもお楽しみください。

お料理に合わせた焼酎はこちら
岩倉酒造場「月の中」

 今回の「実家 くろぎ」の日本料理に合わせた焼酎は、岩倉酒造場の「月の中」
 宮崎県西都市にあって家族で営む岩倉酒造場。「芋焼酎こそが焼酎の原点」というこだわりを持ち、原材料となる芋の厳選には一切の妥協なし。丹誠込めて作られる「月の中」は、“幻の焼酎”になりつつあるとか。全国でもお取り扱いのある店舗はわずかです。
 そんな貴重な焼酎を「実家 くろぎ」から、お料理に合わせてセレクトしていただきました。
 柔らかくて丸みのある味わい。後味のキレの良さを感じる宮崎焼酎です。

今回ご協力いただいたお店はこちら

シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート
「実家 くろぎ」

  • 営業時間:昼 / 12:00〜13:00
    夜 / 17:00〜22:00(21:30ラストオーダー)
  • 定休日:水曜日
    ※定休日以外にもお休みを頂く場合がございます。
  • http://www.seagaia.co.jp

「湯島 くろぎ」副料理長

由水 正信さん

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